地震、そして40℃を超える酷暑の中で…
このたびの地震により被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
余震への不安が続く中、今日は熊本市で40.3℃を記録し、県内観測史上初めて40℃を超える猛暑となりました。
被災された方はもちろん、復旧作業に携わる方々、ご高齢の方、小さなお子様を抱えるご家庭など、多くの方が心身ともに大きな負担を抱えていらっしゃることと思います。
私ども中村漢方・松寿堂薬局は、幸いにも営業を続けることができております。
このような状況だからこそ、お薬を通して少しでも皆様のお役に立ちたいという思いで、スタッフ一同、一日一日を大切に過ごしております。
今、一番気をつけたいのは「暑さ」と「疲れの蓄積」
中医学では、夏の強い暑さを「暑邪(しょじゃ)」と呼びます。
暑邪は体の「気(エネルギー)」と「津液(体の潤い)」を大量に消耗させるため、
- のどが渇く
- 食欲がない
- 体がだるい
- めまいがする
- 夜眠れない
- 動悸がする
といった症状が現れやすくなります。
さらに今回は、地震による緊張や不安が重なっています。
精神的なストレスは、自律神経の乱れや睡眠不足につながり、暑さによる疲労をさらに大きくしてしまいます。
だからこそ今は、「無理をしないこと」が何より大切な養生です。
今日からできる養生
・のどが渇く前に、こまめな水分補給を心がける
・冷たい飲み物や食べ物を摂りすぎず、胃腸を守る
・エアコンを適切に使用し、暑さを我慢しない
・できるだけ睡眠時間を確保する
・「まだ頑張れる」ではなく、「少し疲れた」と感じたら休む
漢方も、この時期の心強い味方です
養生を基本としながら、体質や症状に合わせて漢方を取り入れることで、夏のダメージからの回復を助けることができます。
例えば、暑さで失われた「気」と「潤い」を補い、熱中症予防や夏バテ対策として毎年多くの方にご愛用いただいているのが麦味参顆粒です。
また、暑さやストレスで乱れやすい自律神経を整え、血流を助けながら心身を穏やかに保つためには松寿仙がおすすめです。お湯で割って飲むと、まるで森林浴をしているような香りに包まれ、心までほっと落ち着くというお声もいただいています。
そして、「食欲が出ない」「疲れが抜けない」「夜ぐっすり眠れない」といった夏の消耗が目立つ方には、紫華栄を組み合わせることで、体力の回復をしっかりサポートできます。
もちろん、症状や体質はお一人おひとり違います。
だからこそ私たちは、お話を伺いながら、その方に合った養生法や漢方薬をご提案しています。
「少し疲れたな」と思ったら、ご相談ください
被災された皆様は、知らず知らずのうちに気を張り続けています。
「これくらい大丈夫」と思っていても、心や体は悲鳴を上げていることがあります。
こんな時だからこそ、どうぞ一人で我慢なさらないでください。
「何となくだるい」
「食欲が出ない」
「眠りが浅い」
「疲れが取れない」
そんな小さな変化でも構いません。
皆様のお話を伺いながら、一緒に体調を整えるお手伝いができれば幸いです。
一日も早く穏やかな日常が戻りますことを、心よりお祈り申し上げます。