生理不順、生理が少ないなど不妊症の方の悩みは、漢方相談に!その①
中医学で考える正常な月経周期は「28日」が基本です。
多少のずれがあっても、21日~35日(28日前後1週間)の周期を保つことが理想です。
この範囲より遅く「35日以上」の月経周期が3回以上続く場合は『月経後期』と考えます。
また、月経が軽いタイプの不調には、経血量が極端に少なく、ナプキンがほぼ必要ないほどの出血しかない「月経過少」、
月経が2日程度で終わってしまう「過短月経」などの症状もあります。
こうした不調を抱えている人は、月経があっても排卵がない「無排卵月経」になっていることも少なくありません。
そのまま放置していると「無月経」になり、不妊につながる心配も。
気になる人は排卵の有無をチェックして、早めに改善するよう心がけましょう。
中医学では、月経が少ない、経血量が少ないといった不調は、慢性的な「気・血の不足」、血や排卵の状態とかかわる「肝腎の虚弱」、冷えによる「血行不良」などが主な要因と考えます。
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