梅雨の養生法
とうとう熊本も梅雨入りしましたね。
平年より6日、昨年より13日早い梅雨入りだとか…
毎日蒸し暑くてジメジメ。なんとなく食欲もわかず、やる気も出ない。
足が浮腫んだりお腹の調子もイマイチ…なんてことありませんか?
そんな梅雨の嫌な正体、それは漢方で言う『湿邪』です。
自然界に湿が多いと、体の中にある余分な水分(湿)が外に出にくくなります。
身体の代謝がうまくできていれば汗や尿になって出せるのですが何かしら身体に不具合があると湿をうまく出す事ができません。
その結果、湿が身体にどんどん溜まり邪となり身体に悪影響を与えるのです。
日本は周りを海に囲まれ、雨も多い事から湿邪の患者さんは多いのです。
そんな梅雨の養生法
①『汗をかく』
雨が降っていなければ散歩、ストレッチ、呼吸法などの軽い運動で汗をかこう!
シャワーでなく、湯船にゆっくりつかり、汗で身体の中の湿邪を追い出そう!
②『身体を冷やさない』
冷たい飲み物、食べ物(生野菜も)摂りすぎ禁物!
クーラーの効いた部屋ばかりにいると汗をかく事なく、結果湿邪を追い出せません!
③『旬のもの、香りの良い物を食べる』
夏野菜は身体の余分な熱を取り、また余分な水分を尿として体内から出す作用があります。
きゅうり、トマト、ナス、ゴーヤ、とうもろこし、かぼちゃなど!
そのまま食べるより調理して食べるのがオスス𓌉◯𓇋
また、葱、生姜、にんにく、大葉、茗荷などの香りの強いものは香りにより食欲も増しますし、身体のながれを良くする効果もあり!
身体を温めるものが多く、発汗力もあるのでこの季節には欠かせません!
どれも難しいことはないので是非実践してみてください!
嫌な梅雨を乗り切りましょうね!