「カラダの痛み」の養生法

◆からだを温め血行をよくしましょう

四十肩五十肩を予防するために、日常生活ではからだを温かく保ち、血行をよくすることが大切です。

お風呂に入っている時は、血行が良くなっているため、あまり痛みを感じずに肩や腕を動かしやすいという人が多いのですが、お風呂の中で軽く肩や腕を動かすのは固まった筋肉をほぐすのに効果的です。この場合は、半身浴よりも首までお湯につかる全身浴の方がおすすめです。からだの芯までよく温まる温泉に入るのもよいでしょう。

また、軽い運動を毎日の生活に取り入れ、筋肉のこりを防ぎたいものです。無理のない範囲でウオーキングやストレッチなどを初めてみましょう。

◆長く同じ姿勢は痛みの悪循環

こりや痛みは、長時間同じ姿勢でいたりして筋肉が緊張したときに起こりますが、筋肉は痛みを感じるとますます緊張してこわばるので、悪循環が始まり痛みがさらに強くなるので筋肉を動かして、血管を広げることが大切です。

◆血行を良くする食べ物をとりましょう

行をスムーズにする玉ねぎは、切った時に目に染みる硫化アリルという成分には血液の塊をとかし、血行を促進する効果があり、筋肉の働きを良くするカリウムも豊富に含まれているので積極的に取りましょう。

また血行を改善するビタミンEが含まれるカボチャ、内臓を温め、血液を補う働きのある人参、血管を拡張し血液の流れをスムーズにするEPAが多く含まれる青魚もおすすめです。

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