「頭痛」の養生法

刺すように痛む人の養生法

全身の血のめぐりを良くすることが大切。また、ツボを押したり、蒸しタオルで温めたりして、東部の血瘀を改善することで、痛みが解消されます。頭を冷やすと悪化することがあるので注意。そば・油菜・にんにく・だいこん・みかんなど気の巡りを良くする食材を選んで食べましょう。

吐き気がある人の養生法

疲れや睡眠不足なども頭痛を引き起こすきっかけとなります。いったん良くなっても、痛みが再発するのが特徴です。 なるべくストレスをためないように心掛け、全身の気の巡りをよくしましょう。そば・油菜・にんにく・だいこん・みかんなどの気の巡りを良くする食材がおすすめです。

張るように痛む人の養生法

脾(胃腸)の機能が低下して水湿が停滞し、体内で痰と呼ばれる不要物に変わって痛みを引き起こします。 食生活の乱れや飲酒、また過労やストレスなども原因になります。食事の内容を見直して、脾の機能を回復させ、体内の津液のめぐりを改善しましょう。小豆と緑豆、昆布はおすすめ食材。

めまいがする人の養生法

上半身が興奮状態にあるこのタイプは、下半身は逆に力が無くなったり、腰が重だるくなったりします。 精神的なストレスや、怒り、悩み事、興奮などをなるべく避け、肝陽を抑えましょう。 おすすめ食材は、セロリやトマト、いか、きくらげなど。

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