「不眠症」の養生法

日常の養生

ぐっすり眠るには、就寝前に神経を鎮めることが大切です。寝室の窓には、厚手のカーテンをかけ、外からの光を遮ります。 カーテンの色や壁は薄めの原緑色ベージュなど、刺激の少ない中間色が良いでしょう。

就寝前には、ぬるめのお風呂にゆったりと入ると、交感神経が鎮まり、眠りに入りやすくなります。 軽い運動を行い、体の結構を良くすることもおすすめです。

 

食生活のポイント

乳製品には、不眠を解消する働きがあります。 トリプトファンというアミノ酸が含まれているからです。 トリプトファンから、神経伝達物値である、セロトニンという物値が作られ、これが脳を眠りやすい状態にしてくれます。
又、乳製品にはカルシウムも豊富です。 カルシウムは神経を鎮静化させる働きがあります。眠りに誘うのに役立っています。
カルシウムは小魚に大豆製品、ゴマに豊富に含まれています。 又、サケ、カレイ、ニシンなど魚にはビタミンDが多く、カルシウムの吸収を高める働きをしてくれます。

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